2006'05.28.Sun
発売は5/25で、当日に買って読んでたんですが、
感想が今頃なのは、全巻読み直したり感慨にふけってたりしたからです(笑)
最終巻なので、いちおう内容は隠しておきます。
感想が今頃なのは、全巻読み直したり感慨にふけってたりしたからです(笑)
最終巻なので、いちおう内容は隠しておきます。
改めて初めから読み直してみると、無駄のないというか、
一本筋のシンプルな話だなーと改めて思いました。
長い連載になると、どうしてもサイドストーリー的な話などが入ったりするもんですが、
そういうのが一切無いんですよね。これだけ人気出たのに珍しい。
まあ秋から何回か番外編が連載されるようなので、
要望はあったけど、本編を終わらせてから、という作者の強い希望があったのでしょうか。
最終巻の内容についてですが、全巻は大変な事態で終わってしまってました。
ウィリアム坊ちゃまの気持ちはエマと一緒になることで既に固まりつつも
周りの状況がそれを許さなく、結果的にエマに災難が降りかかってしまったと。
エマはアメリカに連れて行かれ、一度は身を引くことを決めるも、
必死で彼女を探し出したウィリアムの説得で陥落。彼に付いて帰ることで決着。
その後はウィリアムが周りの人を納得させるのに奔走する話ですが、
ウィリアムがキャンベル子爵に啖呵を切るところはカッコよかったです。
そうだ!あれだけ言われて黙ってたんじゃ男がすたるってもんですよ!
その後のパパンがグレイスに「ウィリアムのやり方を認めるのか」と問われた時
「認めはしないが、家のために子を勘当する非情な親と見られるよりは
子に甘い親と見られるほうがましだ」と言ったところは感動しました。
パパンは人格者ですね。
私としては、二人のハッピーエンドは信じて疑っていなかったので、
この結末で大満足です。これからの困難は幾つも予想されるのですが、
二人で一緒に解決していこう、という未来が見える終わり方でしたね。
坊ちゃまの家族のは、ママン以外エマを認めてないまま終わるところもいいと思います。
世の中そんなにうまくいかねーよ、という感じで。
最近のいいマンガは、この辺の演出が上手いですね。
とにかくこの話、エマが非常に魅力的なのと、
19世紀末のイギリスの風土、慣習の描かれ方が素敵でのめり込んでしまったんですが、
主人公二人を取り巻く登場人物も良かったなぁ。
まずハキム。破天荒な性格ながら友情に厚く、行動力もある。カッコイイ!。
ウィリアム同様、エマに一目惚れしながらも、
エマとウィリアムが両想いなのを知って身を引きます。
でもそれだけじゃ終わらない! 最後、二人がまとまった後に
「ウィリアムが嫌になったらこっちに来い」とエマに言います。
まるっきり冗談に聞こえないのがいいです(笑)
エレノア。彼女はなんか、ものすっごーい不幸な役回りで、見てて可愛そうでした・・・。
片思いをしてる最中なんか、すっごく可愛かったですけどね。
やっぱり、見ててどこか悲壮感が・・・。
彼女は何も悪くない。だから幸せになって欲しかったけど、
あの状態でウィリアムと一緒になっても、多分幸せじゃなかった・・・と思う。
若いから、すぐに復活してくれると思います。
ウィリアムのママン、オーレリアさん。
二人が一緒になるのは難しい、とずっと考えていたのは、
二人が好きだからこそ、苦労させたくないという親心なんですよね。
彼女自身も、苦手の社交界で苦労し、傷つけられ、半隠居生活を余儀なくされました。
だけど、これからは二人を応援することで、元気になって欲しいです。
メルダース夫人、ドロテアさん。ドイツ人ながらエキゾチックな感じの黒髪が素敵。
上流階級のお嬢様ながら、気さくな人です。細かいこと気にしない感じがいい。
歳は若いですが、ケリー先生に続くエマの女主人として信頼されてる人です。
これからもエマのことを元気付けて欲しいですね。
ターシャはトロくてメイドの仕事を失敗ばかりしてるけど、いい子です。
きっとエマも救われてたところが多いと思いますよ。
なにより、メルダース家のメイドになれたのは彼女のおかげだしね。
エマと離れた後も長くメルダース家にいれるといいなあと思います。
ケリー先生。2巻でお亡くなりになってしまったので、登場回数は短いですが
最後までウィリアムに威圧感を与えてましたね。エマをメイドに育て上げた素敵な人です。
番外編の第1話は彼女の話になるようで・・・楽しみにしたいと思います!
一本筋のシンプルな話だなーと改めて思いました。
長い連載になると、どうしてもサイドストーリー的な話などが入ったりするもんですが、
そういうのが一切無いんですよね。これだけ人気出たのに珍しい。
まあ秋から何回か番外編が連載されるようなので、
要望はあったけど、本編を終わらせてから、という作者の強い希望があったのでしょうか。
最終巻の内容についてですが、全巻は大変な事態で終わってしまってました。
ウィリアム坊ちゃまの気持ちはエマと一緒になることで既に固まりつつも
周りの状況がそれを許さなく、結果的にエマに災難が降りかかってしまったと。
エマはアメリカに連れて行かれ、一度は身を引くことを決めるも、
必死で彼女を探し出したウィリアムの説得で陥落。彼に付いて帰ることで決着。
その後はウィリアムが周りの人を納得させるのに奔走する話ですが、
ウィリアムがキャンベル子爵に啖呵を切るところはカッコよかったです。
そうだ!あれだけ言われて黙ってたんじゃ男がすたるってもんですよ!
その後のパパンがグレイスに「ウィリアムのやり方を認めるのか」と問われた時
「認めはしないが、家のために子を勘当する非情な親と見られるよりは
子に甘い親と見られるほうがましだ」と言ったところは感動しました。
パパンは人格者ですね。
私としては、二人のハッピーエンドは信じて疑っていなかったので、
この結末で大満足です。これからの困難は幾つも予想されるのですが、
二人で一緒に解決していこう、という未来が見える終わり方でしたね。
坊ちゃまの家族のは、ママン以外エマを認めてないまま終わるところもいいと思います。
世の中そんなにうまくいかねーよ、という感じで。
最近のいいマンガは、この辺の演出が上手いですね。
とにかくこの話、エマが非常に魅力的なのと、
19世紀末のイギリスの風土、慣習の描かれ方が素敵でのめり込んでしまったんですが、
主人公二人を取り巻く登場人物も良かったなぁ。
まずハキム。破天荒な性格ながら友情に厚く、行動力もある。カッコイイ!。
ウィリアム同様、エマに一目惚れしながらも、
エマとウィリアムが両想いなのを知って身を引きます。
でもそれだけじゃ終わらない! 最後、二人がまとまった後に
「ウィリアムが嫌になったらこっちに来い」とエマに言います。
まるっきり冗談に聞こえないのがいいです(笑)
エレノア。彼女はなんか、ものすっごーい不幸な役回りで、見てて可愛そうでした・・・。
片思いをしてる最中なんか、すっごく可愛かったですけどね。
やっぱり、見ててどこか悲壮感が・・・。
彼女は何も悪くない。だから幸せになって欲しかったけど、
あの状態でウィリアムと一緒になっても、多分幸せじゃなかった・・・と思う。
若いから、すぐに復活してくれると思います。
ウィリアムのママン、オーレリアさん。
二人が一緒になるのは難しい、とずっと考えていたのは、
二人が好きだからこそ、苦労させたくないという親心なんですよね。
彼女自身も、苦手の社交界で苦労し、傷つけられ、半隠居生活を余儀なくされました。
だけど、これからは二人を応援することで、元気になって欲しいです。
メルダース夫人、ドロテアさん。ドイツ人ながらエキゾチックな感じの黒髪が素敵。
上流階級のお嬢様ながら、気さくな人です。細かいこと気にしない感じがいい。
歳は若いですが、ケリー先生に続くエマの女主人として信頼されてる人です。
これからもエマのことを元気付けて欲しいですね。
ターシャはトロくてメイドの仕事を失敗ばかりしてるけど、いい子です。
きっとエマも救われてたところが多いと思いますよ。
なにより、メルダース家のメイドになれたのは彼女のおかげだしね。
エマと離れた後も長くメルダース家にいれるといいなあと思います。
ケリー先生。2巻でお亡くなりになってしまったので、登場回数は短いですが
最後までウィリアムに威圧感を与えてましたね。エマをメイドに育て上げた素敵な人です。
番外編の第1話は彼女の話になるようで・・・楽しみにしたいと思います!
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なにかご連絡事がありましたら 下記アドレスまでお願いします。 kamo2■mba.nifty.com(■→@)
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